レザーシート補修
長期使用と熱などの劣化により
ひび割れや破れ・切れてしまったシート
下の画像は運転席ですけど、
ステッチ部分が破れて中の芯が出てきている
下の画像は助手席です。
運転席と違い、まだましだけど
2箇所も切れている部分が・・・・。
とりあえずどちらから始めようか・・・?
まず始めに運転席のステッチ部分から始めよう!
破れている部分のササクレ部分をカットし
中の芯のパイプを包み込むようにボンドで止める。
次に足りない部分にボンドを厚めに盛っていく
全体に違和感が無いようにステッチ部分を再生させる。
違和感が無ければ色を調色してシワ模様を付けながら
エアーブラシでカラーリングをする。
やっと、ステッチ部分の補修完成!
続けて助手席部分の切れ補修だ
こちらは切れ部分を少し整形して切れが
広がらないように裏打ちをし、熱を加えると
ゴムみたいになるプロダクトで補修しシワ模様を
付けてカラーリング!
切れていた部分は少し跡が残っているが
始めの状態よりはましでしょう。
やっとここまでで半分くらい終わった。
ここまでで約6時間!疲れた。
日付が変わり2日目 。
切れと破れの補修が終わったので、次は
ひび割れの補修だ。
ひび割れの隙間に、これまた専用のプロダクトを
すり込んでいくと、ひび割れが徐々に
無くなっていく。その後、ひび割れ周辺に付いた
余分なプロダクトをペーパーで削り落とす。
ひび割れの補修が終わると今度はカラーリング!
このフィガロのシートは白っぽいカキー色
この色は調色するのに苦労した(^_^;)
色が出来るとエアーブラシでカラーリング!
ステッチ部分が緑色なので、この部分はマスキング
シートにある七本の隙間の中までしっかりと色をかけて・・・。
最後に少し塗料の手触りが気に入らないので、
革の手触りになる様に特殊な魔法の薬をシート
全体にコーティングして完成です。 ご覧の通りに見違えるようになりました
ここまでの施工時間 12時間
これだけ傷んでいると時間がかかります。
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