2007年9月26日水曜日

クラウンのドア内張り・シートベルトのキズ補修

クラウンのドア内張りに付いたキズ補修
シートベルトが巻き込まれる前にドアを・・・。
トヨタのクラウンでよくあるのがこの手のキズ
シートベルトの巻き込みが途中で止まり
ドアを閉めてしまって出来たキズ
運転席(画像上)は、まだましだけど・・・。
助手席(画像下)は、(ToT)/~~~・・・。
シートベルトが突き刺さって「ぱっくり!」
大きな穴が開いてしまってる。
まずは助手席側から始めよう。
内張りの汚れをクリーニングして
次にキズ周りを綺麗にカットします
特殊な粉で埋めるので、裏にテープを張って
土台を作ります
下準備が出来たら、今度はボンドの出番!
左から、特殊な粉・速乾剤・低粘度ボンド
この3種類のプロダクトの出番だ!
裏にテープを張っているから、粉がストップ!
ここに、低粘度ボンドを流し込み速乾剤で乾かす
この工程を繰り返して、傷面が平らになるように
していきます。この工程が後々重要になってくる。
この要領で運転席のキズも修復していきます。
修復が終わると、次にマスキングをします
色を塗っていくので付いて欲しくない部分は
綺麗にマスキングをします。
マスキングが終われば、次に模様付け
内張りなどは、革のようなシワ模様が
付いているので、それに近い模様を付けます。

模様が付けば今度は、その周辺をぼかしていきます
全体に違和感が無いようになったら完成です

運転席(画像上)のキズも、
助手席(画像下)のキズも、
補修前とは大違い!
修復なので近づいて見ればわかりますが
普通に乗り降りする分には、「補修したよ」と
言われないと気が付きません!
ここまでの施工時間 約3時間










2007年9月10日月曜日

タバコのこげ跡補修

タバコのこげ跡・こげ穴リペア
知らないうちに、タバコが落ちていた!
気が付けば、そこには「大きな穴が!」あいていた
こんなになったシートでもリペア出来ます!
このこげ穴は、非常に底が深かったので
同じ大きさに切ったスポンジを傷口に入れ、
底上げをします。

下の画像のように、スポンジを入れて
次に補修専用ガーゼを入れます。
これで下地処理は「OK!」
次に特殊なベロアファイバーで同じような
色を作っていきます。このシートはベージュ色
(写真ではグレーに見えますが・・・?)
柄が少し入っているので、柄の色の種類分
ベロアファイバーを混ぜて作っていきます。
今回は2色のファイバーを作りました
木目のような筋が入っているので
1色目で模様を付けます。
模様が出来ると、次に色違いのファイバーで
全体を違和感の無いようにばかしていきます。

こんな工程を経て、やっとここまで完成!

作業開始時間が日暮まじかだったので
完成後は辺りが真っ暗になっていた。
ここまでの作業時間 約40分
近づいて見ると、補修跡はわかりますが
大きな穴が開いていた初めよりは・・・。

2007年9月3日月曜日

プジョー レザーシートステッチ破れ補修 リペア

レザーシートステッチ部破れリペア
乗り降りの多い運転席は、とくに傷みが早い
どうしても擦れて破れてくる。
今回はプジョーのレザーシート!
色あわせが大変な赤色!
さっそく、作業に取り掛かろう。
下の画像はアップにしたもの
車の持ち主さんが、破れ部分をボンドかなにかで
補修したみたいで、ボンドが残ってる!
破れ部分は10cmちょっとだけど・・・・。
まず初めに、シートをクリーニング。
シワの奥まで念入りに・・・。
この車は、8万キロ位走行していて汚れが相当・・・。
クリーニングが終われば、次にマスキングをし、
ステッチ部分の補修を・・・。
ステッチ部分の破れにはボンドを使います
シートの座面とかなら、ゴムみたいなプロダクトを
使用しますが、ステッチ部分は丸みを帯びていて
アイロンなどで熱を加えられないので、硬くなるけど
ボンドを使用します。ボンドでだいたいの形を作り
破れる前のステッチ部分に近い状態にします。
紙ヤスリを使うので、周辺もマスキングで保護します。

形が整うと、今度は色作りに・・・。
この赤色は、ブラックチェリーの赤色に近かったので
ブラックチェリーをベースに、少しリーガルレッドを
混ぜていき・・・・。 「おぉぉ~」 近い色が完成
ステッチ部分にシワ模様を付けて、全体的に
カラーリングをしていきます。

「やたぁー!」
近づいてじっくり見ると、補修跡はわかりますが
少し離れて全体的に見ると・・・。
全然違和感無く出来上がりました。


ここまでの施工時間、4時間
ステッチ部整形時にボンドを盛りすぎて、
それを削るのに時間がかかってしまった。
次からは、盛りすぎに注意しよう。